Cioppino(チョッピーノ)はSan Francisco発のイタリア料理。イタリアから移民してきた人々が、アメリカで作った魚介類のスープ。フランスのブイヤベースやイタリアのズッパデペッシュとの違いは、コクのあるトマトソースをベースにしていること。San Franciscoの人気イタリアンレストランのSotto Mareの看板メニューで、先日久しぶりに訪れたらやはり美味しくて大満足だった。その時のお供には、カクテルのBelliniを頂いた。またCioppinoが食べたくなり、作ってみようと思い色々なレシピを参考にチャレンジしてみた。ちなみにアメリカでは便利なCioppinoソースやクラムジュースはスーパーなどで手に入る。
今回はまずCippinoを食べることを目的のワイン選び。気温も上がってきたので、爽やかな泡ということでDelamotte Blanc de Blancsを。 以前ににレビューを書いたが、レモン感の広がるさっぱりとした飲み心地としっかりしたストラクチャがあり、重めのトマトベースにも負けることなくシーフードにもよくあった。
Cioppino風魚介類のトマトスープレシピ(2,3人前)
材料
オリーブオイル 大さじ1
玉ねぎ 1個(薄くスライス)
にんにく ひとかけ(薄くスライス)
ローリエ 1枚
タイム、オレガノ、ファンネル 各ひと枝(フレッシュ)または 小さじ4/1 (スパイス)注:スパイスはイタリアンミックススパイスだけで代用可その場合小さじ半分ほど
唐辛子輪切り 少々
トマトペースト 大さじ半
白ワイン 50ml
クラムジュース(あさりだし)または水 150ml 注:水だけでコクがでないと思ったら野菜ブイヨンを小さじ1ほどを加えても)
カットトマト缶 1缶
ペンネ 一握り 注:茹で時間を考えて調理中の鍋に直接入れる。
塩胡椒 少々
あさり 1パック
ムール貝 あれば適量
えび 1パック
蟹足 あれば適量
白身魚 2切れ
無塩バター 大さじ1
イタリアンパセリ(なければ乾燥イタリアンパセリまたはパセリ) みじん切り大さじ1 (乾燥パセリの場合は適量)
- ホーロー鍋など底の熱い鍋でオリーブオイルを中火で炒める。玉ねぎとファンネルを加え透明にあるまで炒める。8分ほど。
- にんにく、唐辛子の輪切り、ローレル、オレガノを加え、2、3分炒める。
- トマトペーストを加え、よく混ぜすべての材料をまとめる。軽く塩胡椒をする。(注:この後味入れる魚介類に塩分が含まれているので、塩を入れすぎないこと)
- 白ワインとクラムジュース(なければ水)を加え、よく混ぜて沸騰したら弱火で5分ほど調理する。
- トマト缶を加えよく混ぜ、沸騰したら蓋をして弱火で20分程調理する。
- 蓋を取り、アサリ、ムール貝を入れ、かき混ぜてから蓋をして5分ほど調理する。(ペンネ投入)
- 貝の殻が開いてきたら、エビと蟹を入れスープと混ぜる。その上に塩胡椒した白身魚の切り身をのせる。
- 蓋をして全ての材料に火が通るまで調理する。
- 火を止めてバターを加えて混ぜる。塩胡椒で味を整える。
- イタリアンパセリを振りかけて、スライスしたパンとともに食卓へ。

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