自然派ワインの作り手であるChristian BinnerのPinot Noirをテイスティング。ボトルはスラリとしたAlsceスタイルで、コルクではなく王冠を採用している。色調はガーネットでやや濁りが見られる。無濾過由来のナチュラルワインらしい外観。香りはイチゴ、チェリー、ラズベリーといった赤系果実に、マッシュルームや土のニュアンスが重なり、ミントやほのかなミネラルも感じられる。口当たりは軽やかでフレッシュ。シャープな酸とわずかな微発泡があり、ナチュラルワイン特有の野生的な要素が感じられる。味わいはドライで、赤系果実のピュアな風味と土を思わせるニュアンスが広がる。好みのBurgogneのPinot Noirに見られるエレガントなスタイルとは反する印象。

しかし2日目になると全体が落ち着き、酸と果実味、土のニュアンスが調和していた。野生味も穏やかになり、ワインに一体感が感じられた。結果として、ナチュラルワインらしい生き生きとした個性と飲み心地の良さが感じられ、余韻には土のニュアンスも心地良い。このスタイルも十分に魅力的だなと感じた。

評価(5点満点)

Christian Binner Alsace Pinot Noir 2023 3.5点

投稿者 Gen

Certified Specialist of Wine / Sake Diploma