Domaine Drouhin では、Burgundyのスタイルを継承したワインを目指している。Burgundyの由緒ある畑によく似た土壌と気候の土地を選定し、Willamette Valleyを見おろすDandy Hillsにぶどう畑を作り、Pinot Noir とChardonnayを栽培している。今回は2024年度のWine Spectator 100 の6位に選ばれた、Rose Rock 2022 Pinot Noirを試した。Pinot Noirとしては若干濃いめの透明感のあるルピー色。まずブルーベリーの香り、ハーブ系でミントの爽やかさも感じられる、ローズ、フレッシュな木の香りの奧に、オークも感じられた。口に含むと香りとともに、タンニンも感じられる。しっかりとつくられ完成した印象のワイン。後味も長く、アルコール度は少し高めの14.1%だが、繊細でエレガントなスタイルを保っている。今飲んで十分美味しいが、もう少し寝かせるとどうなるのだろうかと想像もする。フィレミニオンと合わせて良くあったが、単独で楽しめる素直に美味しいと言えるワインだ。食後には、フレーバー付きのダークチョコレートにもよくあった。
評価(5点満点)
Rose Rock 2022 Pinot Noir 4.8点

デリケートなフレーバーのチョコレート 特にミントフレーバーが今回のワインに合った