以前に行ったワインとお料理のペアリングのイベントのアペリティフのお供に頂いたLaurent-Perrier La Cuvée。華やかなChampagneらしいワインだったので、今回はボトルを用意した。ボトルとラベルのデザインもエレガントで素敵。1812年創業のLaurent-Perrierは今でも家族経営のシャンパンハウスで、様々の改革を成し遂げてきた。1950年代にはステンレスタンクでの発酵をいち早く取り入れたり、ドサージュをしないChampagneを復活させたり、1986年には当時あまり評価されていなかったロゼChampageを復活させ、今ではLaurent Perrier’のCuvée RoséはロゼChampagneの指標となっている。
Laurent-Perrierのハウススタイルは、フレッシュでエレガントな上品なChampagneで、オーク樽は使わず、シングルVintageもあまり作っていない。ブドウの収穫年の出来だけではなく、ブレンディングの妙こそをChampagneの基本としている。NV Champagne La Cuvée Brut は、4年の熟成期間でドサージュは1リットルあたり8グラム。ブレンド比率は、50% Chardonnay、35% Pinot Noir、5% Pinot MeunierでChardonnay感が強めに出てくる。 色は薄いゴールドで細かい泡を伴って輝いて見える。香りはフレッシュなシトラスと白い花の爽やかなトーンから、軽やかなブリオッシュがChampagneらしさを醸し出している。しっかりと香りを感じさせつつ、軽やかな飲み口。乾杯に出てきたら嬉しいChampageneと思う。クリームと苺もためしてみたい。
評価(5点満点)
Laurent-Perrier La Cuvée Brut 4.5点