今回はChampagneセットに入っていた2本を開けた。まずは、Champagne Decotanne Brut。酸度が高く、全体にスッキリとした印象を与える。きめ細やかな泡立ちとともに、グレープフルーツ、ストロベリー、青リンゴといったフレッシュな果実の香りが広がる。次第にイーストやほのかなスパイスのニュアンスも感じられ、複雑さを添える。口に含むと、ブリオッシュのような香ばしさと、ミネラル感のある清涼感に蜂蜜の香りも感じる。ミディアムボディながら軽やかで、全体のバランスが良く、すっきりとした飲み口が印象的。何にでも合わせられそうなChampagne、特にシーフードに合いそう。チーズならBrieやCamembertなどのソフトチーズあたり。
次は、Champagne Comtesse de Gussac Brut。Decotanne Brutと比べると、より軽い味わい。レモンなどの柑橘類と白い花の香り、焼いたパンの香りが最後に感じられるスタンダードなChampagne。いろいろな食事に合わせられるだろう。
どちらも、Champagne Brutに期待する華やかな泡と香り、食事に合わせやすい酸味、ブリオッシュ感をしっかりと持っていた。特筆する特色もないが、手軽に楽しめるChampagneが手に入りやすいのはうれしいことだ。
今回合わせたパスタ
評価（5点満点）
Champagne Decotanne Brut 3.2点
Champagne Comtesse de Gussac Brut 3.2点
tosh