スペインDO Rivera Del Dueroは、Riojaに負けずとも劣らないワインの生産地。75%以上Tempranilleを使用し、その他Carbernet Sauvigion、Merlot、Marbec、Garnachaをブレンドすることが認められている。 今回のVEGA-SICILIA Unicoは、97%Tempranillo、 3% Cabernet sauvignonの構成だ。 

色合いは、濃いガーネットで、縁がわずかにオレンジを帯びている。すでに一定の熟成段階に入っているワインだと判断できる。若々しい紫ではなく、落ち着いた色調だ。香りにはカシスやブラックベリー、プラム、ブラックチェリーといった黒系果実がしっかりと感じられ、その奥に赤いバラのドライフラワー、ガナッシュチョコレート、さらに微かな木のニュアンスが重なっている。果実の凝縮感と熟成香、そして樽の要素が調和している印象。口に含むと、まずドライな感覚があり、乾燥いちじくやドライチェリーのような凝縮した果実味が広がる。しかし甘みは感じない。紅茶を思わせるタンニンが存在し、骨格はしっかりしている。一方でミントやハーブの爽やかさも感じられるため、重厚一辺倒ではなく、芯に清涼感が通っている。余韻には樽由来のバニラの香りがかなり長く続き、ボリュームはあるがフレッシュさがあるため、滑らかに飲めるスタイル。カシスやミント、長く続くバニラの余韻のせいか、Bordeaxのワインに似て感じにも思えた。

評価(5点満点)

VEGA-SICILIA Unico 2013 4.5点

投稿者 Gen

Certified Specialist of Wine / Sake Diploma