お目当てのメキリコ料理店が閉まっていたので、前から気になっていたスペインバルにいってみた。ハムとチーズのプレートのワイン選び。まず気になったのはTempranillo Bianco、Tempranilloの白は飲んだことがない。DOCa RiojaのはViuraしか思い浮かばないなあ。調べてみたらTempranilloの変種で限られたエリアで作られている品種らしい。オレンジワインのような濃い、琥珀色に近い色から濃厚そうだなとみた。香りは芳醇でレモンのような爽やかさから白系の花の香り、甘いフルーツ感、蜂蜜のニュアンスも感じられた。味わいは香りからもう少し重たいかと想像していたけどスムースな飲み口、でも香りの印象はしっかりと留めている。プレートのチーズのマンチェゴと合う。もう一杯の白はMacabeo100%(Viura)で、色は透明感のあるレモンイエロー。フルーティーな香りが爽やか、繊細な花の香りも感じた。飲んでみると 香りと酸味が調和して前菜に合いそうなワイン。塩味を感じるブリーとピッタリ。さて次は、ハモンセラーノ、サラミ、チョリソを頂きます。今回は赤ワインもおすすめグラスワインにしてみた。スペイン土着品種Bobal 100%のビオワイン、果汁味を感じる軽めのワイン、ハモンセラーノに合わせる。サラミとチョリソにはもう少しパンチが効いたものが良いかなと思い、Cabernet、 Tempranillo、Syrahブレンドのフルボディを。ベリー系のアロマが華やか、タンニンもしっかり感じられるが酸味のあるのでバランスが良い。サラミよりハモンセラーノに合うような気もする。
評価 (5点満点)
Don Jacobo Tempranillo Branco 4点
La Barbacoa Macabeo 3.5点
Don Mendo Reserva 3.5点
Sierra Norte Bobal 3点